今回は WiFi ルーターの初期パスワードを変更せず使い続けていると危険な理由と、パスワード変更方法について解説します。またどのようなパスワードを設定すれば良いかについても具体的に解説するので、
安全なパスワードをしっかりと設定して快適なWiFi生活を送ってください。
パスワード変更の必要性
WiFi は SSID とパスワードを入力するだけで使うことができます。WiFi ルーターの初期パスワードは機器の裏や側面に書かれている場合が多く、機器を見られてしまうと他人にバレてしまう恐れがあります。また機器によっては初期パスワードが簡単な文字列で設定されており、他人に推測される可能性もあります。
そのため、あなたが使っている WiFi ルーターの初期パスワードを安全なパスワードに変更する必要があります。
安全なパスワードとは?
パスワードを変更する際、どういったパスワードを設定すると良いのでしょうか?簡単な単語や文字数が少ないパスワードに変更した場合、初期パスワードよりも推測されやすくなっては意味がありません。
変更すべきパスワードは次の点に注意して決めてください。
- 文字数は8文字以上(長い方がより安全です)
- 数字や記号等を入れる(製品によっては記号は使えません)
- 簡単な単語を使わない(Password、Tokyoなど)
- 規則的な順番で使わない(12345、abcde など)
- 名前や生年月日を使わない
パスワード変更方法
1)パソコンと接続
利用している WiFi ルーターとパソコンを接続して、ブラウザ(FireFox や Safari 等)を起動してください。
2)管理画面へログイン
WiFi ルーターの管理画面へログインするために IP アドレス(製品によって異なります)をアドレスバーへ入力してください。ログイン画面で「ユーザー名」と「パスワード」を入力してログインしてください。
3)パスワード を変更する
ログインできたら、メニューから暗号化キー、または WEP 事前共有キーの項目へ変更したいパスワードを入力して設定をクリックし、パスワード変更を完了させます。
※利用している WiFi ルーター機器によって設定画面の項目名が違うので注意してください。
4)設定の確認
パスワードを変更出来たか確認してください。スマホやパソコンであなたが使っている WiFi に接続する時、変更したパスワードで接続できれば正しく変更できています。もし接続できない場合は、もう一度最初から設定を試してください。